[RG] ガンダムアストレイ レッドフレーム
RGアストレイレッドフレームとその世界観
RGアストレイレッドフレームは、 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場するMBF-P02を1/144スケールで再現。バンダイのリアルグレードシリーズ第19弾となる本キットは、ファンに人気のロー・ギュールが搭乗する象徴的なモビルスーツを、驚異的な精度とメカニカルなディテール、そして刀を振り回す独特の存在感を際立たせる白地に赤を基調とした大胆なカラーリングで再現しています。
ダイナミックな可動とスリムでありながらアグレッシブなシルエットを特徴とするレッドフレームは、近接戦闘シーンで優れた存在感を発揮します。特徴的な刀「ガーベラ・ストレート」は、メタリックシルバーとゴールドメッキのプラスチック製で、鞘と両手用の握り手パーツが付属します。
RGアストレイレッドフレームの発売日と価格
RG 1/144 アストレイレッドフレームは、バンダイのリアルグレードシリーズ第19弾として、 2015年7月に正式発売されました。発売時の価格は2,500円で、コレクターやSEEDファンにとって、手頃な価格でありながら非常に精巧な仕上がりとなっています。
長所と短所の分析
長所
優れた可動性とポージング
このキットは、特に腕と肩の可動域が広く、両手剣を構えるポーズも再現可能で、ダイナミックなアクションポーズをとらせるのが楽しくなります。
優れた色分離と金型品質
大胆な赤、白、グレーの複数のランナーにより、箱から出してすぐに鮮明な色彩精度が得られ、塗装の必要性が最小限に抑えられます。
プレミアム仕上げのガーベラストレート
剣は視覚的に目を引くもので、クロムと金メッキのパーツで成形され、実用性と美観を兼ね備えた鞘が付いています。
立ちポーズに最適なバランス
スリムなプロファイルにもかかわらず、フレームは背中が重くならずにほとんどのポーズで安定しており、RGキットの中では新鮮な特徴です。
短所
手首の関節が少し弱くなることがある
ガーベラ ストレートの重量により、特に長時間のポーズでは、手首の関節に負担がかかることがあります。
限定武器装備
武装構成は原作設定を忠実に反映しており、基本的に刀とビームサーベル2本で構成されており、ビームライフルのみが追加で含まれています。その他の武装やシールドは含まれていません。
手のパーツの種類が最小限
このキットには、基本的なポーズをとるのに十分な手のパーツが含まれていますが、汎用性を高めるための表情豊かな手や開いた手が欠けています。
露出したフレーム部分は意見が分かれるかもしれない
一部の機械フレーム部品は、ジョイントの周囲で意図的に見えるようになっています。これにより、一部の人にとってはリアリティが増しますが、他の人にとっては気が散ると感じるかもしれません。
コミュニティからのフィードバック
RGアストレイレッドフレームは、リアルグレードシリーズの中でも特にスタイリッシュでポージングの自由度が高いと高く評価されています。その可動域と特徴的な剣戟スタイルは、ガンダムSEEDや近接戦闘機ファンの間で特に際立っています。ハンドパーツの選択肢の少なさや手首の安定性への懸念を指摘する声もありますが、全体的に優れたキットであるため、これらは些細な問題です。
結論
RGアストレイレッドフレームは、リアルグレードならではの唯一無二の満足感を提供します。優雅で戦闘態勢が整ったその姿は、ロウ・ギュール機の剣戟の勇姿を忠実に再現しています。力強い可動域、ハイディテールな造形、そして高級感あふれる刀身は、SEEDファンのみならずリアルグレードコレクターにとっても必携の逸品です。
RGアストレイレッドフレームの最終評価は4.4/5です。
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